2018年06月15日:記

100円ショップの電卓は事務に使えるか

100円ショップ「ザ・ダイソー」にも事務で使えそうな電卓があったので使ってみました。メモリーもGTメモリーも使える12桁電卓です。

価格は100円ではなく300円(税抜き)でしたが、それでも一般的な電卓の同等のものと比べても価格は安めです。

100円ショップ電卓を使ってみた

ダイソーの電卓

上の写真が今回試してみた実機です。操作説明書などは付属していませんでした。

ソーラーパネルの部分を覆っても表示部の数字が消えることはないので、TWO WAY POWERかと思われます。が、電池交換用のふたなどはありません。

[MU]キーがあるため簿記検定では使えませんので注意してくださいね。

電源オンとクリア

ONキー

※以降、このキーをON/C.CEキーと記述します。

キーの使い方はシャープ製の電卓と似ています。ACキーを押すと、メモリーもGTメモリーもクリアされます。

ON/C.CEキーは1回押すとCEキー、2回続けて押すとCキーの役割になります。
CEキーは入力した数字を訂正したいときに使い、Cキーは計算領域をクリアしますが、メモリーとGTメモリーはクリアしません。

約10分で自動的に電源がオフになるため、電源をオンにするには、ON/C.CEキーかACキーを押します。
もし、計算途中で自動オフになってしまったときは、計算途中だった内容はクリアされますが、ON/C.CEキーで電源をオンにしたときは、メモリーとGTメモリーの内容は維持されています。

使用感

CASIO製以外の電卓になれていれば、キーの使い方で戸惑うことはないと思います。

操作性は、キータッチが固めで、しっかりたたかないといけません。

裏面を見るとストッパーはついていますが、スポンジのような素材です。また本体はすごく軽いので、机の材質によっては滑り動くのが気になります。

会社での事務では消費税の計算も多いと思います。税計算キーがないのは残念に感じます。

ダイソーの電卓

うちでは、ラウンドセレクターや小数点セレクターは使わないので必要ありませんが、ついているタイプのものも同じ300円で売っていました。

もしかしたら、こちらのタイプの方がキータッチも柔らかそうで、机の上で頻繁に電卓を使うには向いているかもしれませんね。

こちらも[MU]キーがあるため簿記検定では使えませんので注意してくださいね。

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