100円ショップの電卓は事務に使えるか
100円ショップ「ザ・ダイソー」にも事務で使えそうな電卓があったので使ってみました。メモリーもGTメモリーも使える12桁電卓です。
価格は100円ではなく300円(税抜き)でしたが、それでも一般的な電卓の同等のものと比べても価格は安めです。
100円ショップ電卓を使ってみた
上の写真が今回試してみた実機です。操作説明書などは付属していませんでした。
ソーラーパネルの部分を覆っても表示部の数字が消えることはないので、TWO WAY POWERかと思われます。が、電池交換用のふたなどはありません。
[MU]キーがあるため簿記検定では使えませんので注意してくださいね。
電源オンとクリア
※以降、このキーをON/C.CEキーと記述します。
キーの使い方はシャープ製の電卓と似ています。ACキーを押すと、メモリーもGTメモリーもクリアされます。
ON/C.CEキーは1回押すとCEキー、2回続けて押すとCキーの役割になります。
CEキーは入力した数字を訂正したいときに使い、Cキーは計算領域をクリアしますが、メモリーとGTメモリーはクリアしません。
約10分で自動的に電源がオフになるため、電源をオンにするには、ON/C.CEキーかACキーを押します。
もし、計算途中で自動オフになってしまったときは、計算途中だった内容はクリアされますが、ON/C.CEキーで電源をオンにしたときは、メモリーとGTメモリーの内容は維持されています。
使用感
CASIO製以外の電卓になれていれば、キーの使い方で戸惑うことはないと思います。
操作性は、キータッチが固めで、しっかりたたかないといけません。
裏面を見るとストッパーはついていますが、スポンジのような素材です。また本体はすごく軽いので、机の材質によっては滑り動くのが気になります。
会社での事務では消費税の計算も多いと思います。税計算キーがないのは残念に感じます。
うちでは、ラウンドセレクターや小数点セレクターは使わないので必要ありませんが、ついているタイプのものも同じ300円で売っていました。
もしかしたら、こちらのタイプの方がキータッチも柔らかそうで、机の上で頻繁に電卓を使うには向いているかもしれませんね。
こちらも[MU]キーがあるため簿記検定では使えませんので注意してくださいね。