2016年06月20日:記
2016年07月14日:改訂

Windows10 アップグレード記

Windows10 への無料アップグレード期日もあと1ヶ月ちょっととなりました。

少しためらっていたアップグレードを思い切ってやってみました。

デスクトップが2台、ノートが3台の計5台、すべてがWindows7からのアップグレードです。

アップグレードの結果

結論から言いますと、おおむね良好です。

実は、アップグレードサービスが始まった直後に1台だけアップグレードしたのですが、この時はインターネットバンキングや一部のアプリケーションが動かなかったりということがあり、また元に戻したという苦い経験があります。

このために今日までずっとアップグレードをためらっていたのですが、いよいよ期限も近づいてきたし、何よりも、金融機関やソフトメーカーのWin10対応が完了したとの情報がありましたので実行することになりました。

すべてのパソコンで作業は順調に進行しました。途中でハングアップなどすることなく、Windows10が起動するまでスムーズでした。すべての周辺機器もきちんと認識しています。

不安定なInternetExplorer11

「おおむね良好」としたのは、1台のパソコンでのみ不調が発生しているためです。

その現象は、「InternetExplorer11」でホームページを見ているとき、あるページでフリーズしてしまうことがあるというものです。

一部のページで頻繁に発生しますが、正常に動作するときもあります。

これは1台のパソコンでのみ発生しています。また、「Microsoft Edge」や「Google Chrome」を使えばこのような現象は発生しません。

とはいえ、業務で利用するインターネットサービスでは、「Google Chrome」には対応していなかったりするものもあるので、業務によって「Microsoft Edge」と「Google Chrome」を使い分ける必要があり少し不便を感じます。

解決のためにやって見たこと

×閲覧の履歴をすべて削除してみる。

×GPUレンダリングをオフにしてみる。

×InternetExplorerの設定を[リセット]してみる。

×拡張保護モードを有効にする。

×「すべてのアドオン」を無効にする。

×よくフリーズするサイトを「互換表示設定」に登録する。

×セキュリティソフトの再インストールとWindowsファイアウォールとの競合確認。

×セキュリティソフトの保護を一時停止してみる。

×Microsoft Silverlightの再インストール

×Flash Playerの再インストール(アンインストールツールを使ってもアンインストール不可)

×ShockWave Playerの再インストール

×グラフィックドライバーの再インストール

※インターネットで情報を探し、おおよそのことはやって見ましたが改善しませんでした。
(2016/06/20現在未解決)Windows10 IntenetExplorer11(11.420.10586.0)

「管理者として実行」するとフリーズ回避

IntenetExplorer11を「管理者として実行」するとフリーズすることは全くなくなります。

Yahoo!ニュースの映像のページでは必ず真っ白になってフリーズしていましたが、スムーズに表示され映像も見ることができます。

ただし、金融機関のサイトにはログインできません。(電子証明書が認識されないようです。)

正常に動作するようになりました(2016/07/14)

なりました。というよりは知らないうちに正常にに動作するようになっています。

昨日(2016/07/13)にWindows10のアップデートが実施されたので、それが反映されたのかもしれません。

x64 ベース システム用 Windows 10 バージョン 1511 の更新プログラム (KB3173428)

x64 ベース システム用 Windows 10 Version 1511 の累積的な更新プログラム (KB3172985)

Windows 8、8.1、10 と Windows Server 2012、2012 R2 x64 エディション用の、Windows 悪意のあるソフトウェア削除ツール - 2016 年 7 月 (KB890830)

Windows 10 Version 1511 for x64-based Systems 用 Adobe Flash Player のセキュリティ更新プログラム (KB3174060)

Windows10の操作性

私の場合、アプリケーションの起動には「ランチャー」ソフトを使っていたので、操作性にはそれほど違和感を感じませんでした。

仕事で使うのは、すべてデスクトップアプリなので、起動してしまえばあとは何も変わらない感じです。

デスクトップにショートカットアイコンを配置してそこからアプリを起動していた人にも不評は少ないようです。

Windows7のようなスタートメニュー

ただし、スタートボタンから起動していた人にとっては、Windows10のスタートメニューは違和感があるようです。

そこで、1台のパソコンにWindows7のようなスタートメニューを再現できる「IObit」の「StartMenu8」を導入してみました。

インストールすればすぐにスタートメニューが変わり導入は簡単でした。

でもひとつだけ注意が必要です。

スタートメニューから起動したアプリはすべて、「管理者として実行」されています。(ユーザーアカウント制御も表示されずに。)

これは、「一般設定」の「スタートメニューから起動時ユーザーアカウント制御をスキップ」のチェックを外せば、標準モードで起動するようになりました。
(2016/06/20)IObit StartMenu8 V.3.0.0.2

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