(No130)

  紅梅 代替わりの花 留流し(陶器 鉢型)

  この活け方は、客位に活け、体の古木が
  折れて止まり、体の奥添が体の位置へ代
  替わりして、活けて有ります。
  
  梅の活け方で、梅の若芽(ずわえ=昨年
  一年で伸びた枝)を出生に合わせる為に、
  苔木に添える事(この姿では体の奥添に
  添わせた直線の枝)。
  梅の活け方の、約束事です。

  今回の留物は、新作の亀甲を使用をいた
  しました、六角の穴に花材を入れ、楔で固
  定して活けて有ります。
  今まで、此の様な器に格花を活けるのは稀
  でしたが、留め具を工夫すれば、現在自由
  花で使用している、器を活用出来るのでは
  ないかと思います。

  この作品は、平成25年3月10日熱田区
  花道連盟春期花道展(会場は名古屋市熱
  田区役所7階講堂)にて出瓶した花です。

  
  
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