(No191)

杉板 拍槙 スターチス(鉄器スタンド+杉板組立)

この作品は 自由花の部  テーマ〔共生〕

今回のいけばなを制作する前に考えた事は、いけばなは、作者の思いを作品を通して表現する事です。 そして鑑賞する人が、作品の前で作者の思いを感じる事が出来れば、対話した事になり、考えられる作品に成ると思います。

1)私は制作に当たり、基本的に全ての物には心があると思い、全ての花材が調和しながら支えられていると考え、人と花材も共に活かされていると考えています。

2)トリエンナーレいけばな展は、(共通テーマ旅)ですので、私は時間を旅と考え、時間を表現するために、杉板の年輪と木の節目を正面に出す事により、
杉の老木を表現しました。

以上の考えにより、長い時間を人生の旅路と言う思いを制作しました。

この作品は、平成28年9月10日
現代いけばなアート展(会場は松坂屋名古屋店南館オルガン広場)にて出瓶した作品です。
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