(2)燕子花  11株活け 株分け
             (鉄器 蕪型) 

 此の活け方は、体と留で8株組にして
 います、用の部分は3株に活け全体で
 11株です。
 此の作品は、燕子花の盛りの季節を
 あらわして活けてあります。
 体の内添えの葉が垂れているのは、5
 月~6月雨の多い日や入梅の時季等
 に雨のしずくを、受けている姿を現して
 います。

 此の作品は、名古屋地方のいけばなの
 各流派で組織しています、和風会、若宮
 八幡会で運営されている伝統の有る、
 夏の納涼いけばな献花会の花席で活け
 ました。

 此の地方では夏の連夜会といいます。
  
 平成22年7月、中区大須の若宮八幡社
 花席にて、私の所属しています(諸流花
 心会)の当番日に献花した花です。
  
  

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