(No59)

   燕子花 15株 三重活け
            (鉄器 三重切)

此の活け方は、上部挿し口には主位6株
中段には客位5株、下段には主位横姿4
株で活けて有りります。
   
此の作品は、古典のいけばなの中に新
感覚の色彩、躍動感等を強調する為に、
花器と花材、花台、の効果を取り合わせ
て活けて有ります。
   
黒色の鉄製三重切花器、黒色の鉄製花
台を使用する事に依り表現出来たと思い
ます。
  
燕子花の紫色の花と葉組の緑が、鮮や
かになり、軽やかなリズム感を表現出来
たと思います。

此の作品は、平成23年6月中日いけばな
芸術展(名古屋松坂屋7階催事場)3日目
にて出瓶した花です。
   
  
   
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