(No91)

   錦木 椿 石化柳 鶏頭の花
   ピンクッション
            (竹器 五重切)

此の活け方は、上段は主位体流しの姿に
活け、全体では体の前添えが用の位置に
成る様に引いて有ります。
  
二段目の丸窓に椿一輪を天地に活け、三
段目は主位横姿用流しで、全体の留め流し
の位置に成ります。
   
四段目の相生の挿し口には、客位に活けて
有ります。

体の部分が器の裏側に撓され、花材が器
に接触しない様に、送り込み(花器巻きにな
り)その先が全体の体の位置に活けて有り
ます。
   
その下には同じ様に体の内添えが、活けて
有ます。

上段、三段、四段で全体一瓶活けに成りま
す、最下段は、主位横姿に活けて有ります。

此の作品は、平成23年11月千秋流あす
なろ会いけばな展(会場は名古屋市名城
公園フラワープラザ)にて2人席で(川口紅
清軒、平野貴遊庵)出瓶した花です。


  

   

   


  
   
   
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