柏木広樹&光田健一 Duo Live Tour 2018 “二人旅”
  
 日にち・会場
2018年3月25日(日) 浜松 HERMIT DOLPHIN  

演奏曲 (作曲者)
 
1st  
01  Smile for You (柏木広樹)
02  Eulalie (共作)
03  月からの使い ~ドリトル先生より~ (柏木広樹)
04  A Dancer Unknown ~見知らぬ国で~ (光田健一)
05  Beautiful Days (共作)
06  My Treasure (光田健一)
2nd  
01  Partiendo (共作)
02  いつでも歌を (光田健一)

ヤマハ ケンイチ先生の音楽講座「映画音楽をあなたに」

03  Reminiscence ~回想~ (柏木広樹)
04  スクリーンの夢 (光田健一)
05  Alegria (共作)
06  シリウス (柏木広樹)
 
 
アンコール

01 剣の舞 (アラム・ハチャトゥリアン)
02 デュオで即興演奏
 



去年に引き続いて今年も、ステージのお二人の配置は、『Partiendo』のジャケットと同じ
光田さんの背中側に柏木さん、でした。

演奏曲は、二人旅の『Partiendo』、柏木さんの『TODAY for TOMORROW』、
光田さんが率いるヴォーカルグループ ザ・ハモーレ・エ・カンターレの『ザッツ・ハモカナイズ!』
からのセレクトを中心に、定番曲もありました。

まずは『TODAY for TOMORROW』からの「Smile for You」で楽しく始まって、
「Eulalie」では共作の曲なのに『Partiendo』に収録されなかったいきさつ (^^; をご紹介。

「月からの使い」は柏木さんのソロで。
続いて光田さんのソロからの「A Dancer Unknown ~見知らぬ国で~」。
東欧の雰囲気がして、7拍子のちょっと緊張感もある魅惑的な曲。
この曲は柏木さんが大好きで毎年「やろうよ」と言うものの、
光田さんは2年に1度くらいしかやろうとしないそうで。。。
私も大好きな曲で、二人旅のセカンドアルバムに入ったらいいなぁと密かに願ってます。

「Beautiful Days」はこのツアーのために共作した新曲。
共作のときはいつも、まず柏木さんがメロディを書き、途中まで作って光田さんに渡すそうですが、
この曲は、光田さんが多忙な時期だったこともあり、
柏木さんがAメロ、Bメロ、サビまで作って、それを光田さんが直したそうです。
光田さんは、ハッピーなだけの曲ではなく、
今を、今日を大切に生きるという想いをこめたとお話されました。

二人旅の定番曲 「My Treasure」で盛り上がって1stステージ終了。


2ndは、二人旅の代表曲、アルバムタイトル曲の「Partiendo」に続いて
2曲めの「いつでも歌を」は『ザッツ・ハモカナイズ!』に収録のヴォーカルコーラス曲。
二人旅に合う曲ということで、ヴォーカル入りで二人で演奏しました。
柏木さんもコーラスだけでなく、ちょっとですがリードヴォーカルもありました。

そして、二人旅ライブの名物コーナーの音楽講座。
今年も各地で有名な先生をお招きして行われているようですが、
浜松の講師は、ヤマハ ケンイチ先生。
テーマは映画音楽で、ピンクパンサー、ミッション・インポッシブル、スターウォーズなどを弾きましたが
ヤマハ先生ったら、柏木さんの左手を指一本だけ残してガムテープをぐるぐる巻いて、
人差し指だけで弾かせたり、ぐーの手で弾かせたりしてました。
指一本でも弾いちゃうどころかビブラートまで・・・すごいです。ヤマハ先生はS度がすごいです。

オドロキと爆笑のコーナーのあとは、普通に (^^) 「Reminiscence ~回想~」。
この曲も映画音楽ですね ♪
ヤマハ先生っ!サブタイトルは “かいそう” です、“かわいそう” じゃありません!(笑)

次の「スクリーンの夢」も光田さんのヴォーカルを楽しめる二人旅の定番曲。
スキャット、ボイパに加えて、客席とのコール&レスポンスもありました。

「Alegria」はもちろんお客さんがコーラスで参加。
今回の浜松公演は、二人旅ライブを初めて見たというかたが大多数でしたが、
練習なしでもバッチリ楽しく歌いました。

本編ラストは「シリウス」。
楽しい曲で盛り上がって終わることが多い二人旅ではめずらしいですね。
今年のツアーは “あえて” お二人が大切にしているこの曲で、締めくくろうと思われたそうです。
柏木さんから、作曲したときの想いについてお話がありましたが、
それについて光田さんが言われたことばが響きました。
「心の奥底から作ったものは、心の奥底に届く。」



じーーーーんと感動して聞き終わりましたが、すぐに猛烈なアンコール!
1曲めは、「剣の舞」にクラシックのいろんな曲の断片を盛り込みつつ軽快に。
2曲めは、二人旅の近年の恒例、感謝の気持ちをこめてデュオでの即興演奏。
初めての浜松公演ということで、タイトルはストレートに「ありがとう」でした。

 

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