36歳になった時
1999年10月19日(火)私は36歳になった。私にとって36歳とは子供のころからの考えとか想像としては、かつてない未来であった。
私の父はわずか35歳で亡くなった。去年の誕生日。すなわち35歳の誕生日は子供のころからず〜っと考え続けた年であった。自分が父の死んだ年になる・・・そう思うととても落ち込んだものだ。そんな気持ちを当時家に介護に来てくださっていた、ホームヘルパーさんにあかしたら
「気にしないことだわ」と言われてものすごく楽な気持ちになった。その一言で私は救われた。感謝!!!
なんやかやと思いわずらうことなく、35歳の誕生日は迎えられたのだ。
1999年ノストラダムスの予言はあたることなく、地球は滅亡することなく今は10月。
ノストラダムスの大予言。これには私は悩まされた。16歳のころから私はこの予言に左右された。自分の心の病の原因のひとつである「地球滅亡説」神秘主義の本を図書館で借りて、むさぼるように読んでいた。
そんなこんなで1年経った17歳で私は発狂した。あれからもう19年。発狂する前の自分の年より発狂した後の年月のほうが倍より2年経ったわけだ。
36−17=19・・・
むなしく過ぎたのか?そうでもない。いろいろあった。波乱万丈とでもいうのか。もしかして発狂したことによって貴重な体験ができたのか?精神病になってほぼ20年。なんとも言えない感じである。