愛らいん



死ぬほど好きだった

死ぬほど好き

 

それなのにあなたは姿を消した

 

あなたが好きだった

あなたさえ見られればそれで良かった

 

そんな風に生きて

2年経って

 

私は忘れていることに気付いた

自分のことを

 

あなたがいなくなった

それでもあなたの写真だけは残って

私はあくことなく見つめた

あなたの顔・・・

 

自分なんてどうでもいい・・・

そこまで堕ちて

私は鏡を見なくなっ

 

中年になった私は

「ああ、これからどんどん私は醜くなって行く・・・」

 

そう思うと怖くて

さらに鏡のない世界で暮らした

 

愛らいん

愛らいん

愛らいん

 

 

女を変える

リキッドアイライナー

 

久しぶりにひいて

笑顔が戻った

 

そして思う

 

明日のことはわかりません