当たり前

 

幸福の絶頂にある時

自分さえ良くて

他人が困っている事に気付かないなら

その幸福な気持ちは

ただの我がままにすぎない

なんでも当たり前で

私が幸せなのは当然でしょうと

思っているならその幸せは

勘違いしてるだけで

不幸に足を踏み込んでいる

それでも

何につけても経験で

一生のうち

不幸が一度もやってこない人生は無いだろう

深い渓谷に落ちて

不幸を味わわないと

本当の自分の幸せに取り組めない

だから

私が不幸なのは当然でしょうと

思う気持ちも間違ってて

実はこの不幸も当たり前になってしまったら

もう前に進めなくなる

幸せな時期も

不幸な時期も

心の中から「当たり前」という

言葉を排除して

小さな事に感謝して生きる

自分の気持ちも他者の気持ちも吟味して

決して我がままに生きる事をしませんように