平等論
不幸な人生を歩む人は
幸福な人生を歩む人に
不幸の存在を見せつけて
幸福な人生を歩む人は
不幸な人生を歩む人に
手を差し伸べて
人間は助け合って生きて行くのである
不幸も幸福も
神から与えられしもの
自分の境遇が不幸と感じたとき
そういうときはじっくり考えたら
世界の中で必ず
自分と同じ不幸に苦しんでいる人がいると思い
人の気持ちが解ることができるという
貴重な恵みと思い
神様に感謝しよう
また
人が自分より幸福だと思っても
妬んではいけない
助けてくれと頼もう
この世の全ての人と
幸と不幸を分かち合い
みんなで手をつなごう