知らず知らずに生き霊になってはいないか・・・

 

 

死んでいる霊は

怖いなりにもそう怖くはない

退治する方法はあります

しかし生き霊ほど怖いものはいない

あなたは生き霊にとりつかれています

 

とテレビである霊能者が言った。

 

私は思った

私は人を愛するあまり

生き霊になってはいないか?

心底怖い

自分が怖い・・・

 

あれは私がとても輝いていた時

あなたも輝いていた

あまりにも嬉しくて楽しくて

私は常軌を逸脱してしまった

 

そしてあなたは

私にうんざりとしてしまい

私を捨てて

 

遠く遠くに旅に出た。

それでも私はあなたが諦められません

 

毎日あなたのことを

苦しみながらも愛しています

 

あなたはもう私のことを忘れているのかしら

そう思うと

私は苦しい

いえ胸が張り裂けそうです

 

自分が執着を持っているのに

相手にとっては

わたしはもう忘却のかなたになっている

 

それでもしつこく

あなたを思う私は

いわゆる

生き霊

なのかもしれません

 

でもね

私はいつもあなたが幸せになれるように

毎日祈っています

むしろ・・・

自分のことよりもあなたのことばかり・・・

神様に祈っているのです

 

それも生き霊

と言えるのかしら

 

けっしてあなたのことを

怨めしいとは思っていませんよ

それでも生き霊は

生き霊にすぎないことなのでしょうかね?

いえ私はいつもあなたのことを

私を人間的に成長をさせてくださった人として

ありがとうと毎日言っています

それもあなたにとって

迷惑だとしたら

私は生き霊なのかしら・・・

 

とは言いつつ

もし私が本当に生き霊なのなら

いつもあなたのことを

そばで守ってあげたい

そんな気持ちも否めません