イメージ
私はただひたすら信じたい
喜びを感じられるように
私は喜びをイメージできなくなった
もとより
喜びに形はない
でも形が無い喜びを得るためには
物質の力を借りるという手段がある
私はたくさん化粧品を買ったのよ
洋服を買うよりも
“自分を作る”という観点において
自らのイメージを意識できるのは化粧よ
化粧は毎日全く同じにはできない
女の顔は毎日違う
同じ化粧品を使ってもね
私は自分で自分をプロデュースするのよ
イメージできる幸せが来るように