祈り

 

人は何のために生きるのか

と問えば

きっと幸せのために生きるのだろう

 

それなのに

この世の摂理は切なく

わびしい

 

何もかもを思い通りにしたい

と思いつつも

そうならず

ふとため息をつく

 

幸せを願って手を合わせれば

そこに神を感じる

 

人間は生きるのが辛くて苦しいから

祈る

 

祈れば単に排泄することのように

浄化され

一時は心がからになる

 

時間が経つとまた

心に涙がたまる

 

そしてまた祈る

 

いつか悲しいことがなくなったとしたら

その時は

感謝の祈りを捧げる

 

そうなれますように・・・

 

ああ・・・神に栄光を