邂逅怒濤覚醒

 

 

我人生を大きく変えた出逢い

大きな荒波が私を襲い

私に見たことのない道が開けた

 

私の亮に対する気持ち

もうそれは恋ではなく

愛と言ってもまだ足らない

 

私にとって亮は

父であり息子であり恋人であった・・・

 

私の境遇。

物心ついたころから

父は死んでいなかった

さらに私は子供が持てない身体なのだ

 

そのような悲しい私の前に現れたのが亮だった

 

私にとって亮は

父であり息子であり恋人であった

そのような器を持った男が亮なのだ

 

たった一人の男が

3つの大切な人生の役割を彩ることができる

亮はそういう男だった

 

そんな人がこの先

現れようか・・・?

と思うのである

たとえ22歳も年下であろうと・・・

 

 

それなのに私は亮を失ってしまった

 

 

父も

息子も

恋人も・・・

 

一気に亡くした私の気持ち

 

3回葬式をしても

まだ足りないほど私は泣き暮らした

 

そんな時

私は神という存在を知る羽目になる

 

それは邂逅・・・

 

祈るという行為を知る

 

『亮が幸せになりますように』

 

なぜか自分のことなどどうでもいいという感覚・・・

それはまるで自己犠牲とでもいうべきか?

 

亮がこの世のどこかにいれば

私は幸せ

私は亮を愛せる

 

だから亮

どんなにどん底の鬱になっても

自ら命を絶つことだけは

お願い辞めて!

 

ただただ祈っています

 

私にはそうするしかない

 

それが私の今与えられた道

いや言葉をかえればそれは覚醒・・・