マイナスの美学

 

 

マイナスに感じる事柄に心悩ませ

ぐだぐだと毎日を過ごす

それが何になるというのだ

 

それでも人は時にマイナスな気持ちに囚われ

深く悲しむ

 

それならばそんな時

思いっきり悲しんだらどうだ

マイナスに美学を求めたらどうだ?

 

マイナスを美学にすれば

マイナスに感じる事柄を持っているのが自分だけではない

と気付く

世界一不幸なのは

自分ではない事に気付く

 

すなわち

マイナスは極めることができないものであり

マイナスには色々な種類があり

マイナスには強弱がある

だからマイナスをコンテストになどできない

 

悲しむ人々は、幸いである

その人たちは慰められる

(マタイ5章4節)

 

時にマイナスに美学を―――