無限宇宙

 

 

きらきらと輝いていたあなたへの想念は

もうお星様になったのかしら

もう思い出という名の

ブラックホールに吸い込まれてしまったのかしら

 

私は願う

無限宇宙の中で

出会った私とあなただから

またどこかで

ばったりと出会って

もう一度恋ができること

 

それは妄想を信じるみたいに

神様を信じるみたいに

あなたを信じれば信じるほど

不安と期待が入り混じった私の心の中でも

なぜかあなたはいつでもきらめいていて

私に光をくれる

 

ああ、やはり

あなたへの想念はお星様になったのだわ

だからあなたに捨てられても

私は光を見ることがやめられない

本当はブラックホールに吸い込まれたほうが

幸せなのだわ

きっとね