矛盾

 

楽に生きたいなら

何の努力もせず

ただ美味しいものを食べて

自分のしたい事だけして

それで楽しければそれでいい

しかし我それを許されず

自分がしたい事何も叶わず

求めたとて得られず

苦悩する

自分の苦悩を肯定するために本を読む

本をむさぼり読む途中気付いた

あいつは馬鹿だと人に蔑まれている人に

自分がどれほどまでに憧れているかを

苦悩する我が手に入れることのできない

「幸せ」を

彼らはやすやすと手に入れ

毎日他愛なく生きている

他愛なく・・・

他愛なく・・・・

他愛なく・・・・・

繰り返し自分自身に語りかけてみる

そうしたとて我に与えられぬことなのだ

ゆえに我仕方なく苦悩しているのか?

と尋ねられれば

我生きていて一番楽しいと感じられる事が

実は苦悩だった

楽に生きたいたなら・・・