嘆きの壁

 

 

私は頭を石の壁に打ち付けた

これでもか

これでもかと思うくらい

強く強く

打ちつけた

しだいに遠のく思い

・・・記憶・・・

死んでしまいたい!!!

という思いを殺そうと私は

せめてこうすることが自己表現であった

私の頬にクレナイの水がつたった

私が生きていることを証明された

死・・・

それは私にとって

恐怖でなく希望だった

その思いを断ち切りたい!!!

そう思い

もう一回頭をぶちつけた