信じる

 

 

本当は

神様なんて信じる必要はなかった

あなたのことだけ

信じていられたなら

 

「僕は君を信じているから」

あれは去年の夏の日

あなたは希望に満ち満ちていた

私もあなたを信じていた

 

もうあの夏の日のように

僕はもう

明るくなれないと

あなたはため息をついた

 

私は自分を責めた

私があなたを不幸にした

 

それを懺悔したくて

私は

神に頼った

 

私はあなたに酷いことを言った

それがさも当たり前のように・・・

酷いことをしたからこそ

人の心を踏みにじったからこそ

私は神に導かれた

 

私が今まで犯した罪を

懺悔するきっかけをくれたのが

あなただった

 

あなたがもし私の前に現われなかったら

神とは無縁に生きたことでしょう

 

信じることは

簡単なようで

とても難しい

しかし本当に信じる心が持てたなら

やがて大きな自信となる

きっときっと

 

あなたに会えないことは

身を切られるような苦しみ

いつまで耐えるのだろうと

考えるだけで恐ろしくて

しかしただ言えることは

 

あなたはちゃんと

この世に存在している

絶望と言えども

奈落ではない

 

だから今は刹那に生きる

 

そして

あなただけでなく

万物も宇宙も

見守っておられる方を信じて

 

信じることの本当の意味を

極めたい

 

 

メリー・クリスマス

そして・・・

ありがとうあなた