4人将棋の手筋

飛車の切り時

(H10.3.7作成)

●飛車といえば4人将棋でも主役の駒です。
そして本将棋と同じで、飛車を切って局面を有利に持ち込めれば気分が非常によいもんです。
ここでは、飛車を切るタイミングを例を挙げて説明します。

敵の飛車が取られそうな時に飛車を切る!


まず一番基本となるのは、相手の飛車がとられそうな時に飛車を切る!!
 この局面は、次にBの番です。
局面をよく見るとCの飛車がDの銀で取られそうです。この場合Cは自分の飛車を逃げないといけませんから、Bが飛車を切ってもそれを取る余裕は有りません。よって、ここでは当然C→7一飛と飛車で銀を食いちぎります


→7一飛の後は、
↓同金(61) ←1二銀(23)
なら、Bは飛車銀交換で損ですが、相棒のDが飛車の丸得。結局Cは銀損となり全体としてBDチームの銀得となります。
また、
↓1一飛(12) ←2九飛(25) ↑4八玉(59) →9一飛(71)
となっても銀の丸得です。


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