インプラント(保険外診療)
◆ 保険外治療 ◆

インプラント治療

歯がなくなってしまったところに、人工の歯根(チタン)を植え込んで、その上に差し歯をするものです。

最大のメリットは、入れ歯にならず、かつブリッジのように両どなりの健康な歯を削らずに、自分の歯の様に噛むことができると言うことです。

全身的に大きな問題(コントロール不良の糖尿病や喫煙習慣など)がないこと、定期健診ができていて歯周病や歯を失う原因を改善していけることを基本に、説明と合意のもとに治療を行っています。

インプラント治療の一番大切なことは、納得と合意の手術だけでなく術後の管理をも患者さんと一緒になって維持していくことだと考えています。

歯周病管理と全く同じですね。どんなに良いものでもメンテナンスができていなければ、維持はできませんね。

1本インプラント 2本インプラント
1本インプラント
2本インプラント

歯を一本失った場合の従来の治療法
ブリッジ
歯を数本失った場合の従来の治療法
義歯


インプラントの特徴
 
スイスStraumann社前で
スイスStraumann社にて
私は、スイスStraummann社のITIインプラントを使用しています。私は、ITIの認定を1997年に取得し、またITI Study Clubメンバーにも所属しています。定期的に開催される研修会やシンポジウムに参加し、認定歯科医に提供される最新の情報を学んでいます。
ITIインプラントは1974年に開発されて以来、世界40ヵ国以上で使用され、最も信頼されているインプラントの一つです。ITIインプラントは、生体工学、物理学、化学、外科、歯科等の専門のフェロー(評議員)によって構成された国際研究チーム(ITI学会)により開発されました。

◆ 当院インプララントいろいろ(2017年 現在) ◆
義歯はどうしても入れたくない (70歳 男性) レントゲン写真
40歳代 仕事が忙しくて歯を失った
早く治しておけば良かった(65歳 男性)
レントゲン写真
40歳代ですでに義歯だった。奥歯で何でも噛めるようになった(64歳女性)
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↑2007年57歳(術前)   ↑2014年64歳(術後7年)
紹介されて来院。ブリッジよりインプラントを希望された。
レントゲン写真 レントゲン写真
2000年4月61歳(術直後)   2014年10月75歳 (14年後)
長年、食べにくい前歯の義歯だった。定年を期に義歯から決別!
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2006年6月56歳インプラント決意   2010年9月60歳 義歯なし
ITI学会の世界的規模の追跡報告では、15年経過のインプラント生存率は、95%以上です。しかし様々な条件や部位により、一律の評価は困難ですが、治療済み天然歯の生存率が、90%以下というデータもあり、インプラントは現時点で最も予知性の高い(予後の良い)治療といえそうです。いずれにせよ、ITIインプラントは、世界のトップブランドであることは間違いありません。
ITI : International Team for Implantology
ITI Study Club
Straumann PARTNERSTM

2010年 4月スイス ジュネーブで開催された ITI国際シンポジウムに参加した時、スイスのストローマン社工場を見学する機会を得ました。 非公開の部署もありましたが、精巧な機械とコンピューターを駆使して、時計の国スイスならではの精密なパーツ工場でした。

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