さて昭和区は文教地区で、交通の便もよい中心区の一つのため住みやすい街として上位にあげられる地域です。ここ数年あちこちにマンションや戸建てが建ち、学区によっては2クラスが3から4クラスになり児童数も増えています。生徒のDMFTは毎年非常に少ない地域ですが、人の転入転出が多く、コロナ禍も影響しているのか?最近、乳幼児の初期う蝕が増加傾向です。これからは地域を担う会としてwith and after コロナの学校歯科の取り組みを話しあいたいです。
かくして3日遅れの深夜、名古屋に到着。私の誕生日に間に合った。イギリスからスタッフも翌日、元気に帰ったとメール。
パリの夫婦からは「遊びに来るときは連絡して!」と。 とんでもない天変地異に遭い、様々な思いで関わった多くの方々と深くつながり、また留守を守ってくれた家族、スタッフに感謝です。
えっ?学会はどうっだったか…? いつか、こっそりとお話をしますね。 Have a nice trip!
Empire State Buildingの南に宿を確保し、年末年始は私の家族と娘が以前 お世話になったアメリカ人家族と一緒に過ごしました。Times Squareでの有名なカウントダウンは、とんでもない寒さのため途中で断念。イベントに最後まで参加するクレイジーなアメリカンを後に、ホテルに退散しました。
New York大学
New York大学 研修
初詣も年賀状もない新年を迎え、いよいよ1人に。New York大学とConnecticut 大学では、インプラント科の臨床見学をしました。New York大学は、そのブランド名に世界中からResidentが集まり2年間の研修を終えていきます。インプラン ト科は200Hours $12,700 annuallyで2年間。学費も高く、研修医も多く受け入れるせいか、40もある設備の行き届いた治療室はとてもきれいでした。早朝8時からの講義の後、担当の治療が始まります。インプラント手術だったり、歯周移植外科手術だったり…。それぞれがステップ毎にFaculty(講師)にチェックを受けながら進みます。私も研修医に混じって見学をしましたが、どの先生も“Sure! Come on Dr!”と、はじめて見る私に対してたいへんフレンドリーでした。
Pennsylvania大学卒業のDr. Louis Fujimotoは、セレブの住むUpper
East Sideで インプラント専門医として開業しています。New York大学ではFacultyをされ、 2007年には
North Eastern Society of Periodontists, Inc.の会長なども務めた 実力者です。また幅の広い社交家で、ニューヨークで頑張る日本人を支援する情熱
家でもありました。ここでもSinus Liftなどのインプラント手術を見学。2人の秘書 と黒人と白人2人の歯科衛生士がてきぱきと働いていました。冬のCentral
Parkは、 ニューヨークの風物詩。暖房のよく効いたDr.Fujimoto診療室から見るその眺めは、 まるで映画の中にいるようでした。