(No100)
錦木 (竹器 舟型)
此の活け方は、客位に活け(出港)の姿
です。
舳先を東に向け、帆花に風を受け、留
め流しで有る艪花を水中に入れ、力強
く沖へ漕ぎ出す姿を現しています。
通常は、花木以外の花材を使用する時
は、留に添え花をしますが、錦木の紅葉
の時季には華やかな姿で有る為、添え
花は不要と考えています。
此の作品は、平成21年9月千秋流名古
屋支部いけばな展(会場は名古屋市鶴
舞公会堂 4階ホール)にて出瓶した花
です。