(No109)

   燕子花  11株 株分け活け 
             (鉄器 蕪型)

此の活け方は、客位の姿で右側は8株で
活け、体の奥添えが、虫喰い葉で組んで
有る為、短く成っています、替りに体の内
添えを長く活ける事に依り、全体の調和
を取っています。
   
留めは3株で組み、留めの奥添えは表葉
で組んであります、理由は全体で2株分け
にする為で、留め先は裏葉で組みます、
留めの花は、間に挟む様に入れてありま
す。
   
此の姿は、燕子花が盛りの時季より、土
用丑の、時季へ移り変る季節を活けまし
た。

此の作品は、平成24年7月17日に、夏
の献花連夜会 和風会の花席で 千秋
流当番日に(名古屋市中区大須の三輪
神社の花席)献花した花です。


   

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