(No137)
燕子花     7株   (陶器  舟型)

此の活け方は、客位7株に活け、帆花に力強く風を
受け、沖を帆走している姿に活けました。

舟型花器に、活ける時に、出港、入港、沖往来、等
色々の状態に合わせ、花の姿を変化させます。
此の写真の姿に、艪花を、舟の後ろより、漕ぎ出
す様に水辺に入れますと、出船の姿になります。

艪花は、留流しを艪の姿にしたり、主位の横姿の花
を株分けに活けて、用の流しを艪にする事もできま
す。


此の舟型花器は、千秋流瀬戸支部の大竹高暁斎
先生の作品で、平成26年7月に頂きました、此の器
に相応しい花材を、色々検討した結果、燕子花を
選択致しました。
此の作品を、活ける機会をいただきました事を、先
生に感謝致します。



此の作品は、平成26年8月5日に習作しました。





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