(No141)
                          
柏槇  小菊       全体一瓶活け
              (鉄器 三重)

此の活け方は、主位の姿に活けて有ります、体
の花器巻きに成り、全体では逆体に成ります。

体の撓しは方は、上段の挿し口の裏側に撓し、
器に花材が触れない様に撓し、その先端は器
の中芯に来る様に撓して有ります。

上段の姿は、客位の姿に活け、留の部分が全
体の用の位置迄撓して有ります。

下段の姿は、用が短く枯れ止まりに成り、留流
しに活けて有ります、留の控えは小菊で活け、
その先端は、中段の二つ柱の中に納めて活け
ました。

この姿の、活け方は三重の器に、全体で一瓶
の姿に成る様にバランスを考えて活けました、
上段の留流しは、全体の体の前添え流しに成
ります。



此の作品は、平成26年10月26日 千秋流恵
那支部いけばな展(会場は岐阜県中津川市福
岡町公民館)に出瓶した花です。
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