(No160)
 燕子花  13株 株分け(分体活け) 
(鉄器 蕪型)

此の活け方は、客位で活け、体と用で8株組に
して有ります、左側は体の内添と留で5株組に
活けて有ります。

此の活け方で、注意することは、右側の8株の
内、胴の前に、留の株組をして有ります、この時
に組葉が、株分けの隙間にはみ出さない事。

左側の5株は、体、胴、用、用の前添え、留の株
を組み三才の姿を、活けて有ります。

この姿は、土用の丑の日を過ぎた、残花の燕子
花を表現する為に、左側の体の花は、盛りを過ぎ
た為、実を使用してあり、右側の胴組の株葉は枯
葉が組んで有ります。

此の作品は、平成27年7月25日に、夏の献花
連夜会 和風会の花席で、諸流花心会の当番日
に(名古屋市中区大須の三輪神社の花席)献花
した花です。

  
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