(No159)
  燕子花 9株  晩秋の活け方
       (古銅 浪足盃型)

此の活け方は、主位の活け方で、全体9株で
活けて有ります。
体の部分で4株、用の部分で3株、留の部分
で2株に配分してます。

この活けかたは、晩秋の活け方をしました。
体の株組は5枚の葉全て枯葉で組んでいます、
その他の株組にも枯葉が混ぜて有ります。


此の時季、群生地には高い処には花の実が
立ち並び、長い葉は立枯れしています。

短い葉は立ちあがり、その根元に軸の長さ
が8~10cmに延びた先に花が咲きます。
その姿を、表現する為に花を短く活けるの
が、燕子花の(出生)です。

此の作品は、平成26年11月15日、千秋流
追善いけばな展に(会場は家元自然院)供花
した花です。

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