(No185)

 錦木 蔓梅擬 万作 ミリオグラタス
                (鉄器 スタンド)

 此の作品は、自由花の部
 
 里山の風景秋の風情を表現しました、錦木の線
 の構成で、円の組み合わせと、上部左側へ抜け
 る放物線で動感を現し、右側の蔓梅擬の色彩と
 万作の紅葉を組み合わて、錦秋の里山を作意し
 ました。
 
 此の作品で注意した事は、スタンドの細い線で
 作品全体を軽く、空間に踊り上がる様に活けま
 した、ポイントは錦木の線をスタンドの中間で線
 を一致させた姿です。
 作品全体が、花材とスタンドが良く調和したと思い
 ます、作品の中に花物等を入れない事が良い結
 果を生んだと思います。

 
 此の作品は、平成18年10月29日千秋流木曽
 支部いけばな展(会場は長野県南木曽町南木曽
 会館)にて出瓶した花です。

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