(No52)

  燕子花 15株 体分け活け 
          (古銅 浪足盃型)

此の活け方は、10月~11月晩秋の風情を
活けました。
全体の姿は客位に活けて有ります。
右側は9株で組んで有ります、体の株の葉
組と、体の奥添えの株の葉組は枯れ葉で組
み、体の花は実に変化しています、体の葉
が垂れている為、実で高さのバランスを取り
ます。
左側の姿は、体の内添えと留めの部分で6
株で活けて有ります、内添えの花は実にな
って います。
花は季節に遅れて咲いた花の為、出生に合
わせ低く使用しています。

右花と左花は夫々に、三才の格が活けてあ
ります。
  
此の作品は、平成23年10月16日千秋流瀬
戸支部いけばな展(会場は愛知県瀬戸市瀬
戸蔵)にて出瓶した花です。
      
     
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