(No61)

 百日草=(ジニア)=(別名 唐人草)
               (鉄器 蕪型)

此の活け方は、主位の姿に活けて有りま
す。
此の花材は、名古屋地方で夏の連夜会に
使用する為に、特別に栽培された花材です
、花 の高さは1,3m~1,8mに栽培され
ています。
   
当地方の、いけばなに携わる先生方は、
唐人草と唱えています、此の花材は茎が
弱く折れやすい為、姿を整える事が大変
厄介な花材です、此の唐人草を背高く活
ける為に2本~3本の茎を根元から添わせ
ながら、枝別れした茎を編み込む様に纏
めていきます。

最後の仕上げに纏めた中より、若い花芽
を(別名 やご と唱えます)引き出して唐
人草の出生(しゅっしょう)を表現します。

此の作品は、平成19年8月夏の連夜会
(和風会)の席で千秋流当番日(会場は
名古屋市中区大須の三輪神社)に献花し
た花です。


  
   
   
戻る
次へ