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(No89)
石化柳 小菊 (竹器 三重切)
此の活け方は、上段は石化柳で主位横
姿、用の前添え流しが上段、中段一瓶
活けの、留め流しの位置に、撓して有り
ます。
中段の花型は、客位に活けて有り、体
の前添え流しが、用の位置へ覆い被さ
る様に引いて有る為、用の姿が短く活け
て有ります。
留めは二つ柱に納まる様に短く活けまし
た。
最下段の挿し口には、小菊で主位の姿
に活けて有ります。
此の石化柳の姿は、上段、中段夫々に
三才の格が備わり、別々の花形になって
いますが、私は一瓶の姿と、考え全体の
調和をとりました。
此の作品は、平成16年11月14日 千
秋流恵那支部いけばな展(会場は岐阜
県中津川市付知町 付知アートピア)に
て出瓶した花です。
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