あいち福祉オンブズマンの活動・催事
文責 堤 剋喜
1 電話相談
NPO法人あいち福祉オンブズマンは、「愛知・名古屋ふくしネットワーク」とサービス監査契約を結んでいます。「愛知・名古屋ふくしネットワーク」会員施設の利用者ご本人やその関係者(ご家族、友人や施設職員の方など)から、人権侵害に当たる可能性がある相談や苦情が寄せられた場合、「あいち福祉オンブズマン」は当該施設へ調査員を派遣し、事実確認をした上で、改善勧告などを行い、問題解決につなげます。
「愛知・名古屋ふくしネットワーク」会員ではない施設の利用者など、一般の方から、相談、苦情やご意見が寄せられた際には、構成メンバーの経験と知識を活かしつつ、民間組織として可能な対応(制度の説明、関係機関の紹介、傾聴など)を取ります。
なお、今のところ、電子メールでのご相談は、受け付けておりません。
お手数ですが、電話、FAXまたは郵便にてご連絡ください。
052−963−0338 (電話/ファックス)
毎週火曜日と木曜日(祝日と年末年始を除く)午後1時から午後5時まで、
相談員が直接電話に出ます。
それ以外の曜日や時間帯は、留守番電話またはファックスにメッセージを残して下さい。
折り返しご連絡いたします。
郵便でのご連絡は、
〒460−0002名古屋市中区丸の内3−5−35
弁護士ピル1004号 水谷・可児法律事務所内
あいち福祉オンブズマン事務局宛てにお願いします。
2 訪問相談
「愛知・名古屋ふくしネットワーク」会員各施設へオンブズマン委員を2名一組(基本的にうち1名は弁護士)で
派遣し、利用者ご本人、ご家族や職員の方々から、直接、お話をお聞きします。
施設の運営に関することだけでなく、個人的な相談にも出来る限りお応えします。
3 サービス評価モデル事業
相談事業とは別個に、「愛知・名古屋ふくしネットワーク」会員施設のサービスを様々な面から評価し、
利用者の「生活の質」(QOL)向上を図ります。
4 啓発 勉強会
まず、相談者のプライバシーを侵さないように電話相談や訪問相談に寄せられた事例を処理します。
そこから、「どこでも、だれにでも、起こりうる問題」として提起し、
専門家と市民がともに対応策を探していける場を設けます。
5 「オンブズマンセミナー」の開催
これまで開催した、「オンブズマンセミナー」のテーマは次の通りです。
「介護保険と利用者の権利擁護」 1999年
「苦情解決と第三者評価を求めて」 2001年
「”問題行動”のある利用者へのケア」 2002年
「福祉サービスの第三者評価をめざして」 2003年3月1日
2005あいち福祉オンブズマンセミナー(9月13日開催)
セミナー「高齢者の権利擁護を目指して」2/16開催のお知らせ
20111212/1/28オンブズマンセミナー『誤嚥事故に関する模擬裁判を通じて』開催
2014.3.1セミナー「高齢者施設における看取りの実情とその在り方」開催
2015年2月21日セミナー「列車事故判決からー認知症高齢者が地域で暮らすためにー」を開催
6 ボランティア人材育成 (福祉メイト)
一般から希望者を募り、人権擁護活動についての基礎講座と協力施設での実習を修了された方に、福祉メイト(施設訪問登録ボランティア)になっていただいています。
閉鎖的になりがちな福祉施設に、いろいろな人が行き来する「まち」の雰囲気を多少なりとも運び入れることと、人権擁護活動の裾野を広げることを目的としています。
「あいち福祉オンブズマン」(tel&fax052-963-0338)