(No113)

  燕子花 7株  晩秋の活け方
            (古銅 錨足盃型)

此の活け方は、客位の姿で、体と用の株
葉が枯葉で組まれている為、替りに花の
実で、三才の調和を取っています。

晩秋の表現をする為に、燕子花の花は、
留めに1花のみ入れて有ります、これは
季節に遅れて咲いた花なので、軸の長さ
は10cm位で花が咲きます、その姿を
(出生=しゅっしょう)のまま、留めに入れ
ました。

晩秋の燕子花、体の株組葉は枯葉を使
用して、整った姿では無く、自然のまま自
由に添えて見ました。

此の作品は、平成24年11月13日に習
作した作品です。
  

  

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