(No114)

  燕子花 9株 晩秋の活け方 
          (古銅 錨足盃型)

この活け方は、客位の姿で、体の位置に
花の実で、三才の調和を取っています、体
の株組葉は整った姿では無く、5枚の葉全
てが枯れ葉で組んで有ります。

この時期には、季節に遅れて咲いた花は、
軸が短い為留めに入れました。

自然の姿を、出生に合わせて活けると、こ
の様な姿になり、道理に合っていると思い
ます。

私が、長年燕子花を活けて来ましたが、晩
秋の姿を活けるのは、今回が始めてです。

これは永年のお付き合いをして頂いており
ます,伊藤和甫先生より、11月中旬に燕子
花が咲きましたと連絡を頂きました、早速
出向き、花と葉を切らせて頂きまして、此の
作品を活けました。
先生には、機会を頂きました事を感謝いた
しております。

平成24年11月10日に習作しました。
  
  

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