(No123)
  
  拍槇  小菊   (鉄器  三重切)

  この活け方は、客位全体一瓶活けになって
  います。
  上段は、客位体流しの姿に活け、全体の姿
  では体の内添になります、中段は主位横姿
  用流しに活け、全体では留流しの位置まで
  手前に引いて有ります。
  下段は、客位立ち姿に活け、体、体の奥添、
  胴、用、用の奥添、、小菊で留が入れてあり
  ます。
  
  各挿し口には、夫々三才の格を備え、全体
  では一瓶の調和が取れて居る事が、いけば
  なを美しく観賞して頂けるのではないかと思
  います。
  常に美しさを求め、作品と対話が出来る様
  に、精進を致しています。

  この作品は、平成25年4月21日、千秋流
  いけばな展(会場は名古屋市鶴舞公会堂4
  階ホール)にて出瓶した花です。
  
  

  

  

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