(No126)
槇拍 菊 (竹器 二重切)
この活け方は、上段の挿し口には主位の姿
で、体は主峰の山を表し、用は副峰に見立
て、留は谷川に模して、深山渓谷の景色、下
段は 、客位半立ち姿に活け、里を現してい
ます。
全体で、里山の景色を縮小しました。
遠くの山より、溪谷を経て流れて来た、水の
恩恵を受け里が潤う、自然に感謝していけ
ばなを活けました。
この作品は、平成13年5月、中日いけばな
芸術展(会場は名古屋松坂屋本店7階催事
場)にて出瓶した花です。