(No146)

水仙   5株 変化花形(胴流し撓し花) 
                   (古銅 盃型)

此の活け方は、主位5株活け、体の株組は体と
体の奥添が兼用に成っています。
体の内添と用の奥添が兼用で1株組んで有りま
す。
胴の株組は1株で組み、胴流しに成ります。
用で1株、留で1株、合計5株に成ります。

水仙は、株組を行います、株の組み方は、根元
の袴を外す事から始めます、根元の袴の部分を
柔らかく揉み、花の茎を抜き取ります、次に内側
の2枚の葉を抜き取ります、最後に外側の葉を
抜きます。

次に、1株4枚の葉を組み合わせ、上下に引っ
張りながら捩じれを直します、その後葉の長さを
調整して袴を履かせる(この時の合わせ方は、体
の株組を参照して下さい)花の軸を中心にして、
葉表を内側にする、そして袴の先の高い方を、2
番目の葉側に合わせる事、これが水仙の生出
です、又袴の長さは約3センチ位まで履かせる。



此の作品は、平成26年12月3日、7日千秋流
名古屋支部(水仙講習会)に活けた花です。
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