(No183)
 梅の苔木 連翹 木蓮 桧葉
               (鉄器 スタンド)

 此の活け方は、自由花の部
 
 日本の里山風景を、作品に取り入れました。
 3月下旬~4月中旬の名古屋地方に、良く見
 かける風情です。
 梅の苔木で、動感を現し、連翹の淡い黄色と、
 木蓮の淡い紫色を取り合わせる事により、見る
 人の心に安らぎを提供できると思います。

 此の作品の、狙いは壁面より生活空間に踊り
 出た様に梅の苔木を、活けた花です、そして
 梅の先が床の中へ潜り込む様に活けました。
 生活様式の中に、いけばなを取り込む事により
 作品と鑑賞する人の対話が出来ます。

 此の作品は、平成19年4月1日千秋流瀬戸支
 部いけばな展(会場は瀬戸市文化センター)で
 活けた花です。
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