(No28)

  石化柳 燕子花
     ( 陸物と水物の連瓶活け)
              (古銅 盃型)

 此の活け方は、客位に陸物の石化柳を
 活けその姿は、体の前添えの吹き返しで
 用の位置にあります、用の出場には本来
 の用が短く入れてあります、留めも同じに
 短く活けて有ります。
 体の前添えの吹き返しの曲線が強い為、
 全体の調和を取って活けました。
 
 主位の燕子花は、水物として位置を低くに
 活け、里山の景色で有る自然を、大切に表
 現しました。

 此の作品は、平成15年10月千秋流土岐
 支部いけばな展(会場は岐阜県土岐市妻
 木町 崇禅寺)にて出瓶した花です。

  
   
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