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(No97)
錦木 燕子花
(木器 置釣瓶)
此の活け方は、釣瓶縄(敷物)付 置釣瓶の
取り扱い方。
上の釣瓶には、錦木を客位に活け、下の
釣瓶には、燕子花を主位に活けて有ります。
花材の取り合わせは(陸物 水物)です、こ
れは里山の景色を表現した基本です。
重ね釣瓶は、上の釣瓶は陽の扱いをします、
(陽の扱いとは釣瓶の角部を正面にする事
です)下の釣瓶は陰の扱いをします(陰の扱
いとは平部を正面にする事です)。
次に釣瓶縄の巻き方、写真の作品で説明し
ます、上の釣瓶の花型が客位の時は右の
巻き方、写真と反対に、上の花型が主位の
時は左の巻き方にします。
此の作品は、平成2年9月23日千秋流あすな
ろ会いけばな展(会場は名古屋市名城公園
フラワープラザ)にて出瓶した花です。
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