(No98)
錦木 小菊
(古銅浪足盃型)
此の活け方は、客位の姿で、体の奥添
えが短くなっている為、体の添え枝が、
体の奥添えの位置になる様に、奥へ送
り込んで有ります。
錦木を活ける時に注意する事は、出生
(しゅっしょう)を生かす為に、細かい小枝
等は自然のままにして有ります。
錦木は行李柳を活ける様に綺麗に線を
整える事はせず、錦木の出生を活ける
事に専念しています。
此の作品は、平成17年11月千秋流追
善いけな展(会場は名古屋市東区筒井
町 千秋流家元自然院)にて供花した花
です。