ドームは宇宙への入り口です
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良くあるご質問
Q1.スリットにレールの角がないのは何故か。
これは、レールを外へ出さない為に考え出した方法です。
ステンレスの丸棒の両端をスライドベアリングで咥え込みそのベアリングの中を
丸棒のレールが動くという画期的な構造です。
17年前に開発して日本で初めて採用しました。昨今は、他社でも採用されています。
この技術の素晴らしさが評価されたものと考えています。
長所は
1.回転半径が小さくなること。
2.レールが完全に中に収納されるので、砂や埃が付かないこと。
3.スリットが外れることがない。
Q2.上下開閉式を作らないのはなぜ。
初期の段階で当社でも、上下開閉式のドームを試作しました。結構うまく
動きましたが、どうやっても、レールがドームの背面に完全に露出するため
取りやめました。
レールが外に出ていると、どうしても砂や、異物の付着により、スリットの開閉の動きが、
年月がたつにつれ、悪くなります。
もう一つ、雪国では、レールに雪がたまり、凍り付くため、
冬にドームを開閉することができなくなります。
両面開閉のレールカバーのない型では、そのような問題は起きません。
Q3.台風で飛んでいく心配はないのか。
これは、最初作るときにもっとも心配したことです。
なぜなら、私(社長)も 専務も小学生の時に 伊勢湾台風を経験し、その恐ろしさに
夜眠れなかった経験があるからです。
さらに、翌日起きてみたら、建築中の家がつぶれ、その柱が 100m先の家の屋根に
突き刺さっていたり、近くの名古屋城の樹齢200年の桜の木が、のきなみなぎ倒されていました。
この経験から、絶対に飛ばないようにと細心の注意を払って設計をしました。現在までのところ、
台風による被害は一件もありません。
例の「落ちないりんご」で有名になった19号台風のとき、
長崎の造船所で70mまで計れる風力計が振り切れていたとのことですが、
ドームについては、まったく大丈夫でした。
Q4.観測室の高さはどうすれば良いのか。
基本的には、望遠鏡の不動点と同じでよいと思います。 この場合、約15度、
視界がけられます。
ただ、低い天体をどうしても、見たい、あるいは水平線を見たいという場合には
お尋ね下さい。
Q5.冬、ドームに入るとどの程度、温度差があるのか。
塩尻の山の上で、「ペンションやまびこ」さんから聞いた話ですが、-20℃
の時にドーム内は-10℃、さらに風を遮るので、体感温度はもっと高いとのことでした。
Q6.内装は必要か。
これは、国立科学博物館で聞いた話ですが、古いドームは内装がなく、新しいドームには内装があり、
中に断熱材がたっぷりつめてある。
しかし、実際、観測する段になると、古いドームは一時間もすれば、 冷えるのに、
新しいドームは真夜中になってやっと使える状態になるとのことでした。
矛盾しているようですが、これは断熱材が昼間、吸収した熱を、
夜吐き出しているためではないかと思われます。
公共の天文台は別として、アマチュアの方は、内装をしない方がいいと思います。
Q7.密閉されたドームの中で望遠鏡は熱で影響を受けないか。
これまでのテストの結果では、真夏に外気温が35℃の時、
ドーム内の温度は最大で45℃でした(内装無し)。
このレベルであれば、まず望遠鏡には影響はないと考えられます。
もし、ご心配な方は、エアコンを 1台取り付けられることをお勧めします。
これは温度だけでなく、湿気も取ってくれるので 鏡やレンズには最適だと思われます。
あるいは、観測室側に、吸気と排気両用の風量の大きいファンをつけることだと思います。
Q8.名古屋からは遠いがこちらまで工事に来てもらえるのか。
実績表を見ていただければわかるように、日本全国、津々浦々、
遠くは韓国、シンガポール、 マレーシアまで行っています。
ご心配は要りません。
Q9.電話を掛けても、留守番電話しか出ないことがよくあるが。
申し訳有りません。そのとおりです。基本方針として、製造には金と、時間を掛けますが、
それ以外のコストはできるだけ切りつめています。据え付けのための出張の時など、
全員で出かけることがよくありますので、留守番電話が出ることになります。
大変ご迷惑をおかけしますが、留守番電話に吹き込んでいただくか、FAX
あるいはメールを 送っていただくようお願いいたします。
Q10.外装がステンレスとアルミがあるがどう違うのか。
ステンレスは0.4mm、アルミは1mmの厚さのものを使っています。
ご覧になってわかるように2.5倍の厚さがあります。
外装パネルをアルミに変更するメリットは次の通りです。
1.パネルの強度が飛躍的に増します。
(特に台風の影響の多い、沖縄方面では強風時にステンレス パネルが少しへこんだり
(へこんでもすぐに戻ります)しますが、アルミパネルの場合は全くありません。
ステンレスを使った場合でも、内側を補強すれば大丈夫です。
ただし、ベニヤは水分を吸って ボロボロになり、
ひいては、骨組みを錆びさせるので、お勧めできません。 
ステンレスの場合はベニヤなどで補強せず、最近開発された、
0.6mmを使う方がいいと思います。
2.アルミは熱を反射する性質があるので、
真夏、ステンレスに比べてドーム内の温度上昇が抑えられます。
Q11.観測室は丸型か角型か。
角型は、パソコンなど色々な機材をおく場合に大変便利です。
丸型の場合、それらの置き場に少し苦労します。
ただ、角型の場合、積雪地帯では、観測室の四角い部分とドームの丸い部分に雪が積もって
ドームが 回転しなくなります。
無理をするとスリットを傷めます。 
                          
Q12.ドームの重量はどのくらいか。
価格表の一番下の重量表をご覧下さい。
Q13.図面はありますか。
はい、図面集のページをご覧下さい。見て印刷する場合はPDFファイルを
CADで利用する場合は、DXFファイルをダウンロードしてください。
Q14.納期はどのくらい。
その時々で、変わってきます。一ヶ月でできる時期もありますし、
4ヶ月かかる時期もあります。
また、大きさ、仕様によっても様々です。
お問い合わせ頂くようお願いします。
Q15.建てる場所に屋根30分耐火の規制があるが。
30分耐火仕様のドームがありますので、ご覧下さい。
Q16.他のメーカーは10年保証をしているが。
保証のページをご覧下さい。
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