室生赤目青山国定公園の中心に位置する赤目四十八滝に40数年ぶりに訪ねました。造園に携わる者として滝・流れ・周辺の樹木や地被植物の分布の様子を知ることなど景観は教科書のようなもので、自然から学ぶことが多い。特に、石と水の表情を吸収する良い場である。
ただ残念なことに風景が観光という名のもとで俗化してしまうことが気にかかる。
“ひかり老人保健施設の桜”
シダレザクラとリキュウバイがこの季節、皆さんに心地よい風景を提供してくれています。
“グリーンヒルズケア相生の桜”
施設の南面には桜が調整池を取り巻くように植栽されています。5年目を迎え花も一段と鮮明に感じられるようになってきました。
“リバーサイド赤池周辺の桜”
施設の横を流れる天白川、堤には桜の並木があり、施設におられる方々の春の楽しみの一つになっています。
久しぶりに映画を観る機会ができた。
新聞を見て、ふと目についたのが大見出しの“大人が元気になれる”題名ロンドン人生はじめます
解説を読んでゆくとハムステッド・ヒースが舞台のようだ。
娘の結婚式後に訪れたケンウッド公園の情景が思い浮かぶ。
ゆったりとした芝生の丘と緑深い木々の緑が思い出される。
そこにはケンウッド・ハウスが象徴的に建てられている。
因みに現在の建物は1700年頃のもので、当初はレンガ造りであった。
18世紀末、当時の所有者マンスフィールド卿が建築家ロバート・アダムスに改修を依頼。その後ギネスビールの会長が購入した。
内部には名画コレクションの数々。
丘の最上部にはヘンリー・ムーアの彫刻が鎮座している。
脇道に反れてしまいました。。。
映画の中身について、ハムステッド公園前に住む未亡人エミー(ダイアン・キートン)と公園内に小屋で暮らす男ドナルド(ブレンダン・グリーソン)の不思議な出会いから始まる・・・
理論派のブレンダンと感覚派のダイアン、二人のスタイルが融合して情感豊かにしている。
現実有り得ないと思うが。。。
思い出の場所と再会したような心地よい映画でした。